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6歳女児が失踪 ウ・チョンソンちゃん失踪事件

06 22, 2019
2004年9月に韓国京畿道広州市で発生した6歳女児の失踪事件です。 事件発生直前の女児は東洋パークビル111号棟の駐車場付近で姿を目撃されたのを最後に突如行方が分からなくなりました。 その後、女児とは顔見知りの仲の中年男性がその女児を連れている所を市民に目撃されましたが、それを最後に女児の行方は分からなくなりました。




夫婦共働きの極普通の家庭の子



ウ・チョンソンちゃん(6歳、女児)の両親は共働きで子供を養っていました。 両親が働きに出ている間彼女はいつもひとりで遊んでいたのです。

失踪当日となる2004年9月19日正午頃、この時も女児はひとりでエライト公園の中でひとりで遊んでいた姿を近所に住む住人によって目撃されていました。 そして同刻、付近では昼間からマッコリ(韓国の酒)を飲酒していた中年男性の姿も目撃されていたのです。

夕方、親が帰宅するとそこに女児の姿はありません。心配になった親は駐輪場にある筈の女児の自転車を探すのですがその自転車も一緒に消えていたのです。

不安を抑え切れなくなった両親は地元の警察署に失踪届を提出する事にしました。




捜査をするも




夫婦は所轄警察署で失踪届を提出、その警察が女児の行方を追い始めたのは失踪翌日となる9月20日の事でした。失踪から既に一晩が経過していたのです。

そして警察は夫婦から女児の写真数枚の提出を受け、画像入りの情報提供を呼び掛けるチラシを作製しました。 チラシは失踪現場と思われた地域周辺に配布されたのです。






事件発生日となった9月19日(日)は同地域でマラソン大会が行われていました。その為主要な道路周辺には普段よりも人通りが多く、警察は目撃情報が寄せられるだろうと期待していたのです。

そしてチラシを見た市民から「失踪した女児らしき子供を目撃していた」という情報を3件受けたのです。情報提供者によれば
「19日午後1時15分頃、失踪地点近くのバス停でウ・チョンソンちゃんと思われる女児が50代位の中年男性と一緒に立っていたのを目撃した」
というものでした。

そして2件目の情報によれば
「失踪中の女児らしき女の子を失踪現場から車で20分程度の距離にある場所で目撃した。 そこにある飲食店の前でその女の子はひとりで泣いて立っていた。」
というものです。

更に目撃情報は続きます。
「失踪から3日目(9月23日)だと記憶している。 身なりの汚い中年男性と共に失踪した女児と思われる女の子が行動を共にしていた。 中年男性は30代位に見えた。 その男は女児にお菓子の入った袋を与えてなだめていた。」
というものでした。

しかしこれを最後に女児の時系列での行方情報は途絶えたままです。 そして警察は情報提供者全てに共通している「男性」を有力容疑者として追う事に成功したのです。




容疑者はマッコリを飲酒していた男性と同一人物




警察が特定に成功した容疑者は事件発生当日、失踪地点付近でマッコリを飲酒していたあの男性でした。 この男性は事件当時50歳だったパク容疑者でした。

警察が彼を取り調べた結果、容疑者は
「その日、女児と一緒に行動を共にしていたのは認める。しかし俺はそれ以上の事は何もしていないし知らない。」
と警察から掛けられた疑いを否認したのです。

警察がパク容疑者の前科を調べると彼には「前科7犯」もの前歴がありました。そして警察は取調室の中で彼を追求しますが最後まで彼は容疑を否認し続けました。 そして証拠不十分で釈放された彼は留置場から出て行くのです。

この時点で所轄警察署は専属捜査班を組織し捜査投入延べ600人という人員を使い、失踪現場と目撃現場周辺で10回に及ぶ聞き取り調査などを行いました。 しかしそれでもウ・チョンソンちゃんを発見するまでに至りません。




身代金目的以外の誘拐?




彼女が行方不明になった後、その両親の下に身代金要求の電話や脅迫電話が掛かって来る事はなかったのです。 その上、彼女の両親は常日頃から「迷子になった時に困らないように自分の名前と住所と電話番号を言えるようになってね。」と教え込んでいました。その為、6歳のこの女児は自分の連絡先を暗記していたのです。もし何処かで迷子になっていたとしたら付近の住民や通行人に自分の連絡先を告げて助けを求めていた事でしょう。

これらの事から両親は自分の娘が誘拐されたものと考えていました。




失踪三日後を最後に女児の行方は分からず終い




このように女児の行方は失踪三日後を最後に足取りはぱったりと掴めなくなりました。 事件発生からしばらくが経過した頃、韓国のマスコミはある憶測を立てるようになります。それは誘拐された女児は「臓器売買の犠牲者になった」等でした。

ウ・チョンソンちゃん失踪から13年が経過した頃、韓国のTV局は犯罪捜査番組の中でウ・チョンソンちゃん失踪を扱うようになっていました。 すると同じ頃、「警察が再び捜査を開始したようだ」との情報がマスコミにリークされたのです。 マスコミの取材に対し警察関係者は
「身元不明の白骨遺体が発見されたという報告が上がると内緒でDNA鑑定を行っていた」
というものでした。

しかし事件から15年目となる2019年現在でもウ・チョンソンちゃんは発見されていません。 犯人は身代金目的以外で女児を連れ去った可能性が高いようです。 現在韓国ではこの事件に対して「迷宮入りするだろう」とさえ言われています。




Posted in 韓国
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Author:chopitonews
海外の歴史的事件や重大事故を記録しています

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