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釜山女子中学生集団暴行事件

08 25, 2019
2017年の夏休みが終わり新学期が開始した9月1日の事です。韓国の釜山広域市沙下区、ドンジュの中学校に通う女子中学5人が同級生の女子生徒(14)を誘き出し集団で凶器を用いて殴る蹴るの暴行を1時間30分以上に渡って実行しました。 この間、被害者は衣類を剥ぎ取られたまま正座をさせられた状態にて攻撃を受け続けました。 彼女は全身血まみれ状態となり後頭部の肉は頭蓋骨に至るまで裂傷、口の中も多数裂ける程の大怪我を負わされたのです。 しかしこの事件は伏線が存在しており、この9月1日の事件以前にも警察には被害届が提出されていました。この9月1日事件は第二次攻撃だったのです。



痴話喧嘩が元で・・



9月1日午前8時30分。 加害者側の少女グループ5名は被害者の女子中学生Aさん(14)に制裁を下す目的で集結しました。

そしてAさんを誘き出す目的でAさんの友人を使います。 Aさんの友人は「ねえ、映画を見にいかない?その後に美味しい食事でも一緒に食べようよ。」と誘き出す事に成功しました。

こうして友人に騙されたと知らず、Aさんは彼女らとロッテマート・オムグン店の中のファーストフード店で食事を共に楽しんでいました。その時です、少女のひとりがいきなりAさんに向かって脅迫を始めたのです。

そして少女らは誘き出したAさんを沙上区オムグドンにある人目の少ない工場まで拉致して連れ込んだのでした。

その途中、道すがらAさんの顔を殴ったり、体に蹴りを入れている所を後を付けてきた大人たちが目撃していましたが彼らは警察への緊急通報を怠っていたのです。 こうして殴る蹴るをされながら連れて行かれる姿は何度か目撃されていたのですが、目撃者ら全員がAさんを見殺しにしてしまったのです。

犯行現場の工場に辿り着くなり加害者グループの中のひとりの少女B(14)がいきなり後ろを歩くAさんに向かって回し蹴りを入れてきたのです。

この攻撃には5人の内3名が加わりそれぞれがAさんを攻撃する凶器として建設現場資材である鉄骨や鉄パイプ、レンガブロック、ガラスの酒瓶を用いて彼女に殴る蹴るの暴行を加え続けました。

Bらの攻撃は1時間30分以上に渡って行われていた事が現場に設置されていたCCTVの記録より判明しています。

しかもそれだけではなくBらはAさんが着ていた着衣を無理やり剥ぎ取り、凶器を用いて殴り続けました。この攻撃によりAさんの後頭部はパックリと肉が頭蓋骨に達するまで裂けてしまいました。 顔も集中的に殴られ続けたので口の中まで何か所も裂けてしまったのです。

ほぼ下着姿同然のAさんは頭部からつま先まで全身血まみれの流血状態となりましたがBらの攻撃は留まるところを知りません。

この時Aさんを集団で暴行するBらは口々に脅迫の言葉まで発してしまいます。
「この流れ出る血の匂いが堪らない。 もっとやってしまおう。」
「これから男を呼ぶから、そいつとSEXを交わしたら解放してやるよ。」
「どうせアタシは逮捕されたところで殺人未遂で済ませられるよ。もっと酷い事をお前にしてやろう。」
「この女の記憶が失われるまで繰り返し殴ってやれよ」

Bらは全身血まみれのAさんの体に火のついたタバコを押し付ける「根性焼き」まで入れてしまったのです。

この1時間30分以上に渡る集団暴行を受けたAさんは途中で意識を失い気絶しましたがその後もBらは攻撃の手を緩める事をしなかったのです。 このようにして容赦ない攻撃は延々と続きます。

そしてBらはその場に意識を失って倒れているAさんを放置してその場から逃亡しました。



Aさんの容態は酷く・・



その後、偶然現場を通りかかった市民が血まみれで倒れているAさんを発見し警察と消防に緊急通報を行いました。この市民が通報したのは午前10時30分だと言われているのでBらが逃亡した直後の事だったようです。

通報で駆け付けた警察は被害者の身元を割り出し、容疑者を捜索する事になりまが、実はこの時点で警察は容疑者が誰だか?検討がついていたようです。(詳細は後述)

そしてこの事件の存在は僅かな時間でSNSで拡散されてしまい、これに気付いた加害者側の女子中学生グループの内数名が警察に出頭してきたのです。

こうして警察は同じ中学校の同級生である女子中学生Bらの身柄を同日午前11時50分に確保する事に成功します。

しかしここで再び警察は大失態を演じる事になります。何故ならこの殺人未遂を手掛けた加害者側女子中学生らを直ぐに自宅に帰宅させてしまいました。

これが燃料投下となり、ネチズンを始め韓国の世論は大失態続きの警察の繰り返した杜撰な対応を批判、警察は大炎上に持ち込まれてしまいます。



痴情の縺れが原因



この頃既に騒ぎは市中に回っており、その対応に警察は苦慮する事になります。

捜査の結果、少女Bらは「あの女が先輩であるあたし達に対して口のきき方も知らないのが原因だ。」と嘘の供述を開始しました。

所が捜査を続けていく内に警察は真実に辿り着く事になります。本当の暴行理由は「女子中学生らの痴情の縺れ(もつれ)」であると判明してしまったのです。 

実はこの9月1日の集団暴行事件の2か月前となる同年6月29日午後2時頃、被害者のAさんは同じ少女グループによって集団暴行を受けていたのでした。



カラオケ店に連れ込み集団暴行



当時、加害者グループの主犯格Bが付き合っていた男子Cは、浮気してAさんの携帯電話に連絡をしている所をBに発見されてしまいました。

これを「あの女がわたしの男を獲った」と思い込んだBからAさんは恨みを買ってしまったのです。

この時もBは仲間を募りました。公園に呼び出されたAさんは5人の女子中学生グループに暴行を受けて近くのカラオケ店に連れ込まれています。そこでBらは暴行の際の悲鳴が外部に漏れないようにカラオケ機械の音量を上げた後、マイクなどを使ってAさんの顔に繰り返し攻撃を行っていたのです。

この顔面への攻撃でAさんは全治2週間の怪我を負わされてしまいました。 Aさんと保護者は警察に診断書を提出しBらを訴えていたのですが警察側は初動対応で躓きを見せてしまいます。「顔が膨れ上がった位だから」という事で警察はAさん側の訴えに対して本格的な捜査を拒否してしまったのでした。これがその後の第二次攻撃へとつながる事になります。



Bらの報復開始



Aさんが警察に訴えを起こした事で加害者側のBらは怒り心頭です。「あのアマ、警察にチクりやがった!」と更に激高を高め、その為の報復を準備し出したのです。これが9月1日の第二次攻撃でした。

その攻撃を実行する前に少女グループはAさんに対して脅迫行為を行っていました。「今度警察にチクればお前は死ぬ事になる」




集団暴行の様子を撮影し外部へ送信・・



9月1日の第二次攻撃の際、BらはAさんの惨めに暴行を受ける姿を撮影し、その全身血まみれで正座させられている姿を外部の友人に暴行画像や動画を送信していました。

この不良女子中学生グループによる集団暴行事件は直ぐにマスコミに嗅ぎつけられ大騒ぎとなるのです。

しかもマスコミは現場のCCTVの記録映像を入手し、その暴行動画の映像を報じてしまいました。

また被害者Aさんの腫れあがった血まみれの顔を撮影した画像まで公開してしまったのです。



市民だけでなく警ら中のパトカーも見て見ぬふり?



事件後、被害者少女Aさんはこの暴行事件の詳細を話し始めます。Aさんによれば
「あの日、私が5人に連れて行かれる途中で拳で殴られたり足で蹴らる光景を何度も通行人に目撃されていましたが、誰も止めてはくれなかったのです。その人たちは周辺のお店の店長らでした。店長らは後を付けて来て私が暴行を受けているのを見ながらも止めてもくれなかったのです。その店長たちは誰ひとりとして警察に通報すらしてくれなかったのです。 私が工場で集団暴行を受けている時、目の前をパトカーが通り掛かったのですが、パトカーに乗っていた警ら中の警察官はそのまま通り過ぎてしまいました。」

Aさんに指摘されてしまった現場周辺で営業する店の店長らはマスコミの取材に対して次のような苦し紛れの弁明に終始したのです。
「あの時は・・、パトカーが出動していたので、もう誰かが警察に通報をしていたと思った。だから自分は何もしなかっただけだ。」

警察側も世間の批判を交わすのに精いっぱいでした。
「暴行を受けている最中にパトカーを目撃していたという被害者少女の証言ですが、あの日同時刻に別の事件の通報を受けていました。 その出動であの現場周辺をパトカーが偶然通り掛っただけの事です。 少女が拉致されて連れて行かれるなんて知らなかったし通報すら受けてはいません。」



ネチズン激怒



韓国のネチズンはこのAさんの血まみれの正座姿を撮影した画像を送信した事実を知り、主犯格と思われた女子中学生Bらの人肉捜査を開始しました。すると間もなくBが自分の友人に送信していた自画撮り画像がネットの上にテキスト文字入りで晒されてしまったのです。そこには勝ち誇ったかのような目つきをしているBの自画撮り姿がありました

こうしてBの自画撮り画像と知人とやり取りしていたテキスト文字はFaceBookなどのSNSを通じてネットの世界で拡散されてしまいました。 



警察や司法の対応に批判が集まる



ここまで来ると警察もうかうかしていられません。第一次攻撃の際に初動対応で失態を見せていた警察はその際の対応の不味さも批判される事になりました。こうして一連の暴行事件で杜撰な対応をしてしまった警察は本腰を入れて少女らを処分する必要に迫られたのです。

しかしこの加害者女子中学生グループの中には13歳の少女まで含まれていた事から対応に苦慮する事になります。 韓国の司法制度では13歳の未成年の暴行事件を裁く事が出来なかったのです。

その上、加害者女子中学生グループ5名の内2名は暴行事件の際、途中から合流しており直接手を下したわけではないという事で最終的には主犯格BとDの二人を追及するのみでした。



札付きの少女ら



警察の捜査で判明した事では
「加害者側少女らは中学1年までは普通の少女らであった。しかし中学2年に進級した頃から粗暴な態度や行動を見せる処か、かなり攻撃的かつ暴力的な性格を表してしまった。」
となっています。

この頃からBの生活は荒れており、若干13、14歳で警察のお世話に度々なるような子供に育っていたのです。



暴力団顔負けの悪質な手口と批判を受ける



この事件では少女らの行った集団暴行の手口が暴力団顔負けの手口という事もあり、釜山地方裁判所刑事一部扱いとなります。加害者少女の内2名が報復暴行容疑を受けています。 検察は加害者少女2名に対してそれぞれ懲役5年と懲役4年の実刑を求刑していました。

しかし年齢がネックとなり家庭裁判所の少年部送りとなってしまったのです。事件を担当したイム部長判事は次のように苦し紛れの釈明を行っています。
「この事件は少女らの精神的能力や肉体が大人に達していないので成人犯罪と同様の手法ではその責任を追求する事は困難である。」

それに対して市民はこう言いました。「このイム部長判事は自分の娘や孫娘が同様の被害者となったら同じセリフを吐けると言えるのか?」




少年法が時代に即さない



加害者である女子中学生のひとりははっきりと犯行時に「どうせ殺人未遂」と言い切ってしまいました。

この事から自分らは殺人に至る直前まで被害者少女Aさんを痛めつける、攻撃を加え続けるという明確な意図をもっての行動だと判断できます。

しかし現実には5人の加害者側女子中学生の内2名は無罪釈放、1名は13歳という事で処罰を逃れ、残り2名は14歳という事で殺人未遂罪は適用されません。

少女が命を奪われる寸前まで暴行を受け続け、加害者側女子中学生らはそのまま意識不明のままAさんを現場に放置し逃亡。もし誰かがこの少女を発見しなければAさんは死亡していた可能性も捨てきれません。

韓国でもこの事件を「警察の対応ミス」「司法の限界」として捉え、「少年法は撤廃しろ。凶悪犯罪に手を染めた奴は例え少年少女でも大人と同じ処罰を適用しろ。」と声を上げ始めました。

この事件を見る限り「やり得」「やられ損」の思いは消えません。 被害者少女Aさんの心の傷が少しでも癒される時が来るのを祈るばかりです。








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Author:chopitonews
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